それが、NASAの公認により、宇宙に飛び出すことになったんです。オメガ スピードマスター プロフェッショナルは、開発の原型となったシーマスターは海で活躍しましたから、海から宇宙までを制覇した時計ともいえます。
オメガ スピードマスターの最初の飛行は1962年10月マーキュリー計画のシグマ7だといわれています。その後、1965年、NASAは、宇宙空間でも使用可能な時計を探すため12のブランドの時計を対象に過酷なテストを行い、選ばれたのが、オメガ スピードマスターだったんです。
オメガ スピードマスターは、このNASAの公認を受けた後、オメガ スピードマスター プロフェッショナルと名乗ります。そして、1969年の7月に人類初の月面着陸に同行した腕時計=ムーンウォッチとして歴史の1ページに刻み込まれることになったのです。もちろん、その当時の時計メーカーはどこでも宇宙をにらんでいました。カーレースのイメージのある、ロレックスのデイトナは、コスモグラフと表示されているんです。
当時のアメリカ大手時計メーカーであったブローバは、代々の重役を国防省からの天下りで構成していたことで、「国家的プロジェクトにはアメリカ製品を使うべきではないか」とのクレームを入れて、むりやり、オメガ スピードマスターに取って代わろうとして再テストを主張しているほどです。しかし性能が伴わずご存知のように、オメガ スピードマスターの公認となったわけです。
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